都心と田舎の2つの拠点を持ってデュアルライフを送る人たちをデュアラーと呼び、生活のゆとりをもたらす生き方として近年特に若い世代から注目が集まっています。
趣味を充実させたり、色々な体験で視野を広げたり、生活に活気をもたらす生き方は人生を充実したものにしてくれるようです。
現在デュアラーは、人口の約1.3%といわれ、潜在的デュアラーになると14%つまり1100万人の願望者がいると予測されています。
デュアラーの種類
1.趣味満喫デュアラー
釣り、サーフィン、農業、DIYなどの趣味や楽しみを満喫している人たち。
2.自然癒されデュアラー
都会の喧騒から離れて、田舎の自然に癒されながらゆったりとした時間を持っている人たち。
3.ふるさとデュアラー
故郷と呼べる田舎がなく故郷探しをしている人たちや、自分や配偶者の故郷を大切にし地元の人たちと交流をしている人たち。
4.プレ移住デュアラー
いつか田舎暮らしをしてみたいけど、なじめるかどうか確認するため、地域の人たちと交流を持って体験移住をしている人たち。
5.のびのび子育てデュアラー
自然に触れる体験や、田舎の年配の方々との交流体験、農業や漁業の体験などで、子供たちを健康的にのびのびと育てている人たち。
6.地域貢献デュアラー
都会で培ったスキルを活かして、地方活性化のために貢献している人たち。
デュアラーの内訳
【年代別】
20代・・・29%
30代・・・29%
40代・・・13%
50代・・・14%
60代・・・15%
【世帯年収】
400万円未満・・・16%
400万円~600万円未満・・・18%
600万円~800万円未満・・・18%
800万円~1000万円未満・・・14%
1000万円~1500万円未満・・・20%
1500万円以上・・・14%
【デュアルライフ開始者の推移】
2011年・・・9.7万人
2012年・・・12万人
2013年・・・10.6万人
2014年・・・13.8万人
2015年・・・18万人
2016年・・・16万人
2017年・・・17.6万人
2018年・・・17.1万人
国交省も勧めるデュアルライフ
国土交通省のコメントをまとめると・・・
【二地域居住の推進】国の人口が減少する中、すべての地域で定住人口を増やすことはできません。これからは多様なライフスタイルの追求と地域づくりの担い手となる人材の確保を図る必要があります。
詳しくはこちらから 地方振興 活力と魅力のある地域づくり
週末は田舎でのんびり過ごしたい・・・
こんなデュアラーが増えているようです。
別荘を持って悠々自適できる人は限られていますが、
補助金も受けられる空き家バンクの物件で、田舎の空き家を安く購入してDIYしたり、手軽に賃貸で借りたりといった生活が一番お得な生き方だと思います。