「過去の災害の経験を後世に伝えたい先人の強い思い」 出典 総務省消防庁
【市町村名】
【言い伝え】
【趣旨】
地震の時は、竹やぶに逃げろ
竹藪は、根が強く張っているので地割れがこないため安全
洪水のとき濁流の音が静かになれば、堤防が決壊する。
流水が飽和状態となり、堤防等に対する摩擦音がなくなるため
棟の餅を焼くと火事になる
新築の建物の平安無事を願うため、祝儀のためのものだるが故に、火災につながることを戒める。
大雪は豊年のしるし
大雪の年は夏になても水不足が無く、害虫も越冬せず寒さで死ぬので豊年だといわれた。
火事は家だけ、水害は屋敷ごめ
水害は時として屋敷、田畑まで流す。災害にあったときの慰めや、防災の備えを喚起した。
セキレイを殺すと火事がいく
益鳥のセキレイを守るための戒めの俗説
蜂が高いところに巣を作る年は台風が少ない。
蜂は大集団で生まれながらに決められた役割があり、音、光など、人間には予知できない感覚器を備えている。
日南町
蜂が低いところに巣を作る年は大風が吹く。(台風が多い)
台風災害への警戒を促す前兆現象を示唆。
日南町
ナナカマドの実が沢山付く年は大雪
大雪災害への警戒を促す前兆現象を示唆。
日南町
トンビが低いところを飛べば雨
トンビが低いところを飛べば雨雨への警戒を促す前兆現象を示唆。