【福井県の言い伝え】防災

「過去の災害の経験を後世に伝えたい先人の強い思い」 出典 総務省消防庁

【市町村名】

【言い伝え】

【趣旨】

福井市

福井西藤島地区では、三日雨が降れば水太鼓が鳴る」との言い伝えがある。

この地区は、九頭竜川、日野川、足羽川が合流し、土地が低いことから洪水災害への備えを示唆している。

勝山市

銀杏の葉が早く落ちた年は大雪

勝山市

里芋の根が弱いと大雪

勝山市

大雪の年は熊が里に出てくる

勝山市

地震の前は鳥は木に止まっている

勝山市

蜂が高い所に巣を作った年は雪が多い。

三国町

地震の時は竹やぶに逃げろ

竹やぶは倒れるものがなく根が強く張っているので安全

三国町

北東、東よりの風が吹く時は露が降り、南西、南よりの風が吹く時は露が降りない。

三国町は海岸沿いで漁業を営んでいる人が多く、北東、東風で露が降りた時は海の穏やかで沖に出ても安全であるが、逆に南西、南風で露が降りていない時は強い風が吹き、沖に出たら危険だという事です。

三国町

三国町にはその日の天候等、日和を推し量る場所として日和山という地名が残っています。

高台にあり海、川等全体が一望でき、その日の安全に係わる天候を判断する場所として最適だという事です。

池田町

地震が起きたら竹藪が安全

竹は根がしっかり張っているから安全

池田町

大雨が降ったら山側(高台)へ避難せよ

池田町内部子川の増水に関する言い伝えで浸水の虞があり高台への避難を伝承する。