【東京都の言い伝え】防災

「過去の災害の経験を後世に伝えたい先人の強い思い」 出典 総務省消防庁

【市町村名】

【言い伝え】

【趣旨】

墨田区

地震のときは表戸を開けろ

木造家屋は揺れが激しいと家屋が歪み、戸の開閉が出来なくなることの教訓

墨田区

二階建の家は、一階より二階が安全

地震で一階がつぶれるケースが多いことの教訓

墨田区

大地震のときの持ち出し品は食物ぐらいで最小限度に

地震に伴う大火災により家財道具に火がつくことへの教訓

八王子市

三の酉まである年は火事が多い。

火事予防

八王子市

蜂が例年より巣を低く作る年は台風が多い。足っ吊し(足長蜂)が枝より根元近くに巣を作った時は、特に台風災害に警戒が必要。

台風予防

調布市

戦前は二百十日または二百二十日という厄日には必ずといっていいくらいに台風が来た。台風に依る野川の出水で稲が穂だけ出してあとは水びたしになったことも何度もある。

秋口の台風についての注意

調布市

「逃げ出したネズミ」 昔の年寄りもよく言っていた。火事のある前にはネズミがいなくなるって。何かを感じるのか奇態だ。

動物の危険察知能力について述べたもの。

調布市

「天気予知 風 台風」 ハチが高いところに巣をつくるとその年は風が吹かない。低い時は風が多い。

動物の気象等の予想能力について述べたもの。

大島町

蜂の巣が低い場所にある年は、台風が多い。

夏から秋にかけて巣をつくる蜂が、低い場所に営巣することは激しい風雨から逃れるための現象と示唆。