【新潟県の言い伝え】防災

「過去の災害の経験を後世に伝えたい先人の強い思い」 出典 総務省消防庁

【市町村名】

【言い伝え】

【趣旨】

新潟市

地震のとき「マンザイロク、マンザイロク」といって、竹やぶに逃げる。

竹やぶは、倒れるものがなかった。「マンザイロク」は「万歳落(マンザイラク)」がなまったもので、危険なときにその災害を免れるために唱えたとされる呪文

新発田市

・地震
神棚からタンコロ(神仏へ供える油に灯芯をさした灯具)とオミキスズ(御酒徳利)が落ちたら子供を竹藪へやれ。クデン(供殿)が落ちたら、ヒドコにカナバチかけて大人もにげれ。

新発田市

・地震
肥塚にあがるとよい。焚火にはすり鉢をかぶせよ。

新発田市

・地震
ヒドコにすり鉢をかぶせて竹原へ走れ。また、マイザイロク、マイザイロクと唱えること。

地震の後に大雪がくる

川口町

雪崩の危険な所を通行する時「日頃進行する川井の愛染様を念じて大きく拍手を打ってから通る」

雪山での大きな物音は雪崩を誘発することがあるための一種の信仰事例