【北海道の言い伝え】防災

「過去の災害の経験を後世に伝えたい先人の強い思い」 出典 総務省消防庁

【市町村名】

【言い伝え】

【趣旨】

留萌市

堤防へヤナギを植える。

ヤナギの根を張らす事により、堤防に強度を与え、河川を保護する。

奥尻町

地震がきた、高台へ逃げろ。

津波による被害から逃げるための教訓。

奥尻町

避難路の確認を日常の合言葉に。

家族で災害時の避難路の確認、待ち合わせ場所の確認を常にしていくための教訓。

奥尻町

地震が発生したらすぐにドアを開こう。

玄関が唯一の逃げ道になりがちなので、逃げ道の確保をしておくという教訓。

奥尻町

避難は徒歩がいちばん。

車が立ち往生すると避難活動の妨げとなるという教訓。

奥尻町

火の始末はそれぞれの義務。

地震後の火災はみんなが火の始末を心がけることとした教訓。

上湧別町

アイヌ同士の大きな争いが起き、湧別アイヌは遠軽町瞰望岩の砦まで追い詰められていたが、夜半の暴風雨で湧別川が大洪水を起こし、勝利寸前だった十勝アイヌを全滅させた。

湧別川は雨が降ればたちまち氾濫する。屯田入植後も例年のように悩まされたが、その後の徹底した治水対策に活かされた。

別海町

地震雲(飛行機が通過した後のような直線上の雲など)が空に出たらその何日後かに地震がくる。

地震発生への警戒を促す前兆現象を示すもの

別海町

ネズミが家屋から逃げるとその家屋は火災に遭う。

火災への警戒を促す前兆現象を示すもの