佐賀県の空き家問題・・・そして予防・解決方法

佐賀県の空き家率ランキング

近年、長年放置され老朽化した空き家が、倒壊などの危険性や防災、衛生面、景観などによる苦情や相談が増加しています。

佐賀県内の空き家率を調べてみました。高い順から

1位 多久市 16.2%

2位 神埼市 15.3%

3位 佐賀市 15.1%

4位 唐津市 13.3%

5位 嬉野市 12.5%

6位 伊万里市 12.2%

7位 西松浦郡 12.1%

8位 鳥栖市 11.3%

9位 鹿島市 11.2%

10位 武雄市 10.4%

11位 小城市 9.9%

12位 三養基郡みやき町 9.5%

13位 三養基郡基山町 8.3%

14位 神埼郡 7.6%

15位 杵島郡白石町 7.2%

 

意外に都市圏の空き家率が高いですね。




特定空き家とは

近年、実家などに住む人がいない、改修費用が無いなどの理由で空き家を持て余している方々が多いと聞きます。

住まなくなってしまった家は、風通しも悪くなり、湿気がこもりがちになり、カビや害虫などの巣とされてしまいます。

その中でもシロアリ被害は見えないところでどんどん進んで、気が付いたら床が大変なことに・・・

自治体は、倒壊などの危険性や防災、衛生面、景観などを総合的に判断して、このまま放置しておくには危険だと判断した家を「特定空き家」と認定します。

その判断基準とは・・・

【倒壊などの保安上危険となるおそれのある状態】

そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態」として、部材の破損や基礎の不動沈下などによる建築物の著しい傾斜、基礎と土台の破損・変形・腐朽など建築物の構造耐力上主要な部分の損傷、屋根や外壁などの脱落・飛散のおそれ、擁壁の老朽化

【衛生上有害となるおそれのある状態】

建築物が破損し石綿が飛散する可能性、浄化槽の破損による臭気の発生、ごみの放置・不法投棄による臭気の発生やネズミ、ハエ、蚊の発生

【景観を損なっている状態】

景観法にもとづき策定した景観計画や都市計画に著しく適合しない状態になっている、屋根や外壁が外見上大きく傷んだり汚れたまま放置されている、多数の窓ガラスが割れたまま放置されている状態

【生活環境の保全上、不適切な状態】

立木の腐朽・倒壊・枝折れ、立木の枝が近隣の道路にはみ出し通行を妨げている、動物が棲みつくことによる周辺への影響、不特定の者が容易に侵入できる状態

・・・となります。

 

今までは自治体に立ち入り調査の権限はありませんでしたが、現在では、特定空き家と判断するために自治体の立ち入り調査も行われることになりました。

自治体は前もって所有者に指導・勧告を行い、改善が見られない場合、命令が出されます。

命令に従わない場合、50万円以下の過料が科せられ、強制撤去費用も所有者から徴収されることになります。

特定空き家に認定されると、固定資産税の優遇措置が受けられなくなり、最大6倍に跳ね上がります。

特定空き家の予防・解決方法

特定空き家になる前に、予防としてできることといえば、まず人に住んでもらうことがあげられます。
人が住むことで家も長生きできますし、貸家や売家も選択肢の一つとして入れてみては如何でしょうか。

近年はデュアラーと呼ばれる2拠点生活を送る人々が年々増加しています。
空き家の活用方法として一筋の光が見えるのではないでしょうか。




<<定住促進のための補助金が出る自治体>>

こちらのサイトで各地域の住まいの補助金などを検索できます。