物件を内見する前のドキドキ感やワクワク感というのは特別ですよね。
Googleマップでその物件周りの街の雰囲気があらかじめ分かる時代になりました。
近くに何があるのかマップで探索するとあっというまに時間が・・・
いざ物件を内見するとなったとき、ご自身の目や耳で確かめるということはとても大切になってきます。
何度か現地に行ける場合は昼と夜の周りの環境、雨の日の家の状態が確かめられると良いと思います。
できればお隣さんたちにご挨拶をして、その街の雰囲気や人がらに触れておきたいですね。
実際に現地に行ったとき、舞い上がってしまわないよう、あらかじめチェックポイントのカンペを用意しておきましょう。
チェックポイント
1.外壁・・・コケ、ひび割れ、色あせ、サイディングであれば白い粉が吹き出していないか
2.屋根・・・瓦がずれたり漆喰がはがれたりコケが生えたりしていないか
3.壁と床と天井・・・壁や床がぶかぶかしていないか、シミやカビはないか
4.建具の建て付け・・・ふすまや引き戸を動かして引っかかりや隙間はないか(隙間があれば建物や柱が傾いている可能性もあります)
5.家の基本構造・・・基礎の部分や柱、床下、天井裏を見て、シロアリ、雨漏りがないか
6.給排水管の設備・・・配管にサビ・ひび割れ・劣化、給排水周りに水漏れ跡やカビが発生していないか
7.境界・・・ブロック塀や側溝などで境界が明確か、土地の境界を示す境界標はあるか
8.前面道路・・・道路の幅が4m未満の場合、増築や新築時に道路中心から2mまでセットバックで敷地が後退します。また敷地の接道部分が2m未満の場合再建築はできません。
9.日当たり・・・各部屋の日当たり具合を確認
10.風通し・・・各部屋の窓を開けて景色を見ながら風が通るかを確認
家に帰ったら
許可をもらって写真を撮る事ができた場合は、家に帰って写真を眺めながら、内見の状態を振り返りたいですね。
すべてが希望通りだったら最高ですが、一長一短だったりすることも結構あると思います。
でも触れましたとおり、1位にランクされた立地というものが資産価値として後々残ります。
家がそのままの状態で住めそうな場合はともかく、リフォームが必須の場合ですと、どの位の期間と資金が必要か調べてみましょう。
いくつかの項目を優先しておいて一長が一短を大きく上回る場合は、その中古住宅は魅力のある不動産といえるのではないでしょうか。